有り難う日記

最近、感謝する心が薄れておりました。そこで、日常の1シーンに「有り難い」ものを見つけて、記していこうと決意しました。

トワイライト、有り難う!!

■ついに、「トワイライト」が姿を消しますね。明日には最終列車が大阪並びに札幌に到着予定だそうです。実に、名残惜しいですね。老朽化が原因らしいですが、むしろ、高速化の影響を受けているためでしょう。北陸新幹線が走るし、空の旅は格安運賃が競争をしております。1つの時代の終わりでしょうか。

■私も札幌行きのみ切符が偶然にもとれたので、北海道までの旅を楽しんだのでした。日本海側を下っていく時の夕日、何とも言えませんでした。そして、翌日朝は、すでに北海道内、しかも、青函トンネルをくぐるということで、ワクワクしたのを昨日のように覚えております。ちょうど、20年くらい前になります。

■夜行列車をどう使いこなすか、まずは、各駅停車の際に、キオスクで現地の地元新聞を購入です。そして、土産物販売をじっくり観察します。また、窓側のカーテンは取り外し、夜景を楽しみます。トワイライトとは関係ないですが、広島から岡山周辺の瀬戸内工業地域のらんらんとした明かり(石油化学コンビナート)は今でも忘れられません。
 また、米原周辺の真冬の真夜中には、レールのそばに火が炊いてありました。なぜだか、わかりますか。レールが縮んで、隙間が空くと、運行に支障を来すからだそうです。

■こんな勉強をしながら、夜行列車の旅を楽しんでものです。こうやって、1つ1つ亡くなっていくのは、時代の流れとはいえ、寂しいものがありますね。逆に言うと、乗れて良かった!とつくづく感じる昨今です。