■通常、3,4回見に行くのですが、今回も2回目の鑑賞です。1週間ぶりに行きましたが、違う面が見えてくるのが楽しみなんです。今回の「スペクター」、いろいろなオマージュが楽しめました。
1)ガンバレル・・・いよいよ元祖冒頭での銃口です。ボンドが狙う銃口が逆にボンドから狙われ、銃口に血が流れるという、あのシーンです。クレイグボンドでは初ですね。
2)列車の格闘シーン・・・列車での格闘はいくつかあるのですが、代表作2つですね。
(その1)「ロシアより愛を込めて」・・・コネリー対スペクターの強面手下
そして、今回が3本指に入ものでしょう。この格闘で、膝の負傷をしたらしく、数ヶ月撮影がストップしたといういわく付きのシーンです。相手は現役プロレスラーだそうです。
3)アストンマーチン・・・「ゴールドフィンガー」を彷彿させる車の装備と、脱出シーンでした。
4)巻末・・・アストンマーチンで旅に出る2人、「ロシア・・・」でもゴンドラで分かれる2人、いつものパターンが帰ってきました。
5)主題歌・・・歌手が登場したのは、「フォーユアアイズオンリー」のシーナイーストン以来ではないでしょうかね?
■いずれにせよ、2回目も楽しめました。特に、今回よかったのは、音楽だと思います。冒頭の格闘シーンで使われるメキシコ風の楽曲、このリズムがこの全編を貫いているような感じでした。
007,万歳です。いつまでも夢を与えてほしいなーと思います。