■トム・ハンクス氏がいい役を演じておられます。時は、冷戦時代です。ベルリンの壁がこうやって作られ、運用されていたんだーというのがわかる映画で、もちろん映画だからどこまで真実かという問題はあるにせよ、事実の物語らしいので、時代考証はしてあると思うので、あながち嘘ばかりでもないと思うのです。
ですから、この映画、社会科の先生は必見ではないでしょうかね?
それはさておき、今も昔も、交渉事は難しいな、諸外国との駆け引きは難しいなというのが第一印象でした。また、その壁を巡って、当時は射殺、今は子どもたちが隣家を自由に行き来している対比のようなシーンがあるのですが、この辺も編集がうまいなーと実感したことでした。
この主役は、その後、何人もの人々を救ったようで、本当、真のある人、骨のある人は違うなー、とつくづく脱帽という感じでした。こんな方々を尊敬すると同時に、世の中を平和にしてくれることに感謝します。