■松尾芭蕉ではありませんが、「夏草」ではなくして、「蝉の死骸」です。
蝉の死骸がこの雨だからか、やたらと多いのですね。もちろん、時期の来た蝉もいることでしょう。
毎年の風景ではあるのですが、こう数が多いと、この松尾芭蕉の俳句が頭をよぎります。
それまで「ワシワシワシ」と「俺だ」と鳴いていた蝉が、死骸となって道端に転がっていると、まさしく「兵どもが夢の跡」となってしまいますよね。
まだまだ本来なら夏の真っ盛りという時期なのですが、この長雨でもうすでに秋の虫が泣きはじめています。バトンタッチというか、お役御免というか、そんな雰囲気になってきました。
■光陰矢の如し、こんな時代の変わり目に感謝!!
そういえば、著名週刊誌2誌が中吊り広告を廃止すると言っています。潮目が変わってきましたね。