有り難う日記

最近、感謝する心が薄れておりました。そこで、日常の1シーンに「有り難い」ものを見つけて、記していこうと決意しました。

「悩みのるつぼ」(朝日新聞)

朝日新聞の土曜日掲載、「悩みのるつぼ」は人生の指針として読んでいるところなのですが、昨日の内容はこうでした。

 男性不妊で子どもをさずからないので、離婚すべきかどうかを悩んでいるという女性の質問でした。

 

 我が家も子どもがおらず、似たような感じが以前ありました。

 

■回答者たる姜尚中氏は、喝破されました。

「夫婦の目的は出産だけでしょうか」

 

 逆の場合はどうしますかとの問い、さらに、いい結婚をして、子どもを育て孫を見て死んでいくという「定番メニュー」だけが人生だと、執着しています!とも喝破されます。

 

「愛情」こそが重要です!と言われます。夫婦の数ほど、いろいろな人生があります。順風満帆なんてない、不運や悲劇、不幸や災難、人生は様々です。夫婦の愛情こそが「幸せの木」ですとおっしゃいます。

 

■うーん、わかる気がしました。姜尚中氏も子どもさんを自死でなくされているから、よくわかられるのでしょう。夫婦には様々な選択肢が残されています。「夫婦の愛を手放さないでください」と結ばれました。

 

 私ら夫婦は、子どものいない夫婦を選択しました? 子どもがいない分、「自由」がききました。それは、時間と金銭です。

 

 その時間と金銭を夫婦で分かち合いました。今では定年を迎え、コロナ禍で、そんな自由も謳歌できていませんが、コロナ禍まで、それこそ、「自由」を満喫してきました。人生いろいろだと思えますね。

 

 これからも、子どものいない分、老後がどうなるかという不安は、子どものいる夫婦より大きいかと思いますが、人生それぞれです。覚悟を決めて、生きていくしかないのだと思えます。今更、どうしようもない問題ですからね。

 

 他力本願というか、自分たちではどうしようもできない問題というのはあるものです。

 

■というわけで、この回答者の意見にかなり考えさせられ、これでよかったのだと、自由を満喫してきたのだと納得させられ、感謝感激の記事に感謝!!