有り難う日記

最近、感謝する心が薄れておりました。そこで、日常の1シーンに「有り難い」ものを見つけて、記していこうと決意しました。

貧乏に感謝!

■私の幼少期、小学生の頃、給食費の回収日は21日でした。私の父の給料日は25日、母親からこう言われて、家を送られました。

「26日まで待ってください」と言うんだよ!

 こんな毎月でした。だから、ちょっと恥ずかしかったですね。

■夜は、母は内職をしていました。ある時は魚屋の天ぷらつくり、ある時はデパートの紙袋貼り、後者の場合は手伝っていました。

 こんな中での生活ですので、塾にも行っていないし、流行のもの、例えば、ローラースケートなどは買ってもらえなかったので、友達がすべる様子を見て「いいなー」と思っていました。

 

■私の課題は、「いかにして無料のものを利用するか!」でした。大学受験は、1回だけ受けさせてということで、公務員とのダブルでした。落ちたら公務員、通ったら大学生(奨学金と授業料免除)でした。

 高校の授業だけでは国立大学に入るのは難しいです。私立に行くお金は当然ありません。どうしたか、その当時、大学受験ラジオ講座というのを旺文社がやっていました。釘付けになりました。講師陣が著名人だらけで、ラジオなのだけど、実にわかりやすい。これを高校1年から聞いていました。高校2年からはお小遣いをこの月刊誌(テキスト)を購入して勉強開始。めでたく国立に合格。

 これが私の「いかにして無料でやれるか」が人生のポイント?となったことでした。

 

 今にして思えば、無料に感謝!!