■幼き頃といっても、小学生時代ですが、母が作ってつるしていた干し柿を何個食べたことか、数知れずというところです。8個くらいのラインが10本ほど、軒先につるしてあるわけです。最初は、どうってことないのですが、これが太陽光で熟し、頃合いになると、もうおいしそうな気配を醸し出してくるわけですよ。
誰もみていないのを確認して、はさみで下の1個を切り取り、口にむさぼります。これがうまいの、何の! ほっぺが落ちそうです。
まだ1個のうちはいいのです、2個でもいいです。しかし、3個になると、さすがに、皆が気づくわけです。確かに個数が少なくなっているとね。疑いの目は私に向くわけです。
■こんな日々が忘れられません。そんな干し柿に感謝! うまいし、幼き頃を思い出させてくれるからです。