有り難う日記

最近、感謝する心が薄れておりました。そこで、日常の1シーンに「有り難い」ものを見つけて、記していこうと決意しました。

久しぶりの時刻表

■時刻表を最後に見たのはいつだったでしょうか。2000年から海外旅行の旅に出始めたので、その頃からかと思います。

 それまでは、ツアー会社を使わずに、日本国内を妻と、あるいは1人で時刻表を使った旅に出掛けておりました。宿も、巻末の宿でした。

 飛行機嫌いでしたので、どうやって東京まで行くか、どうしたら安くなるか、等々を考えながらルートを考えるのが脳の活性化につながっていたのかもしれません。

 それはそうと、仕事で今はない、夜行列車にのれず、東京までは土台無理、というのを、新幹線で追いかけて、途中駅から夜行に乗り換えるということも頻繁にやっておりました。

 まるで、西村京太郎の鉄道サスペンスを地で行く感じでした。

■そして、我が家は、お金は貯めても仕方がない、退職後に海外に行っても、体力が持たないと、中年になってから海外へと舵を切りました。

 それ以来、時刻表とはおさらばでした。さらには、スマホの到来とネット環境の整備で、時刻表が不要になったのでした。

 ではなぜ、ここへきて時刻表なのか、それは「青春18切符」の存在です。手術をした身に海外は辛い、だとしたら、これだというわけで、今夏、挑戦しようかと思っているところなのです。

 それで、時刻用というわけです。

 時刻表をくくると、若い頃の感覚が、あるいは旅情をそそられる感覚が舞い戻ってきますね。時刻表がまだあったことに感謝、そして、それ自体に感謝したいと思います。