有り難う日記

最近、感謝する心が薄れておりました。そこで、日常の1シーンに「有り難い」ものを見つけて、記していこうと決意しました。

わら納豆

■私は納豆が大好きで、ホテル朝食(バイキング)では、納豆を3パック食べます。

 

 ご飯は取りません。納豆だけでも十分な位です。こんなおいしいもの、他には知らないといったら、言い過ぎでしょうか。

 

 その納豆も、今の人は、昔はわら納豆だったというのを知らないのではないでしょうか。

 

 母の実家が奥地の農家だったのですが、いつも冬になると、わら納豆をもらってきていました。

 

■聞く所によると、江戸時代に、とある農民が大豆を煮てわらに入れて保管しておいたら、すっかりそのことを忘れていたそうです。

 

 思い出して出してみると、いとを引いて腐っていたというわけです。

 

 それでも、もったいないから食べてみたのだそうです。すると、美味かった!、食えないことはないということで、立派な保存食になると同時に、塩をまぶすとさらにおいしいとなって、庶民食へと発展していったというものです。

 

■私が小さい頃は、お店には経木(きょうぎ)に納豆を包んで売ってありました。経木とは、木(杉・檜等)の薄い紙です。

 

 最近、スーパーでもわら納豆が売られていることがわかりました。

 

 ぜひ、プラごみ廃止に向け、こんなわら納豆や経木納豆が量産されるといいのではと、思ったりします。

 

 こんな納豆に感謝!!

わら納豆