■とうとう旅立ちました。
その関係で、ブログの更新ができず終いでした。誕生日があと少しで、それを迎えると米寿という記念すべき年齢だったのですが、それを待たずに逝ってしまいました。
父のいなくなった部屋を見ると、いたたまれなくなります。来ていた服はかかったまま、帰りを待っていたはずなのに。
しかし、年齢からしても、ヘビースモーカーからしてもですね、ここいらが限度だったのかもしれません。
■ネクタイの締め方、自転車の乗り方、これらを教えてくれたのも、父でした。
そして、コロナ禍ではありましたが、偶然にも亡くなる1日前に、面会が叶い、「今まで有り難う」と伝えたら、合掌して聞こえない声で「有り難う」と何回も返してくれました。
実に有り難かったです。
そして、その翌日、朝方は調子良かったみたいなのですが、昼ごろには呼吸が停止しているという連絡を受け、即、駆けつけましたが、心臓も停止しているということで、おさらばしたことでした。
■母以上に、同居していたので、家から姿がなくなることが、実に悲しい限りですね。寂しいです。なんとも言えません。
男性同士だから、そこまで虚無感には襲われないだろうと思っていたら、さにあらず、ものすごい喪失感に襲われているところです。
きっとあの世で、母との再会を楽しんでいると思います。
有り難う、お父さん!