■田中圭氏主演の映画ですが、むしろ女性ジャンパーの方が主役を食っていると思いました。
主役が活躍するのは、ラスト10分くらいでしょうか。それまでは全てにわたって、マイナスイメージの発想でして、それに比べると女性の方はポジティブな発言ばかりなのですよ。
それも正論なのですよね。明らかに主役を元気づける設定で、それは物語全体を通してそうなのですよね。
どちらが主役かわからない物語の設定もありなのでしょうが、もちろん、ラストは感動しますが、何とも言えない感覚に陥ったことでした。
■一方で、その主役と対する対役にしても、見方を変えると、どちらからも映画が作れるのではという感じでもありました。
これをやってしまうと、また全く違った映画になるのでしょう。
いずれにせよ、いろいろな視点を与えてくれたこの映画に感謝!!