有り難う日記

最近、感謝する心が薄れておりました。そこで、日常の1シーンに「有り難い」ものを見つけて、記していこうと決意しました。

「ロスト・ケア」鑑賞

■善良なはずの介護士が殺人を犯していくという内容です。

 これは介護する人、される人、それを捌く人、三者三様の人間模様が描かれていて、倫理的にどう判断するのかということが問われている映画です。

「正解」というのはないのでしょうが、それを当事者として、第三者として、どう考えていくのか、今の日本社会がおかれている現況を指し示している映画といえるでしょう。

 とてもいい映画です。

 全国民がみて、今の現況を確認する必要があるのかもしれません。

 ただ、介護という問題は昔からあったもので、我が家でいうと、母が義母の介護を5,6年やっていたのを、この目でしかりと見てきたことでした。

 つまり、詳らかになっているだけだと思います。ただ、様態というか、形態が変わったということでしょうか。

 つまり、家族での介護から、施設というか、公的な介護へと、あるいは外国人労働者の採用ということで、いろいろな問題を含んでいるといことでしょうかね。

 いい映画でした。この映画に感謝!!