■昨年の今頃はというと、父が入院して、先行き、どうなるかという頃でした。介護付きの老人ホーム選定に考えがシフトしていたことでした。
そして、明けてすぐ、父は他界し、その必要もなくなったことでした。
まさしく、親孝行ならぬ子ども孝行の父だったなーという印象でした。
そして、年月の去る速さは早いもので、もう1年が経とうとしています。
■今年はそんなこともあって、「次は自分だ!」と、いやが上にも自覚せざるを得ない1年となったことでした。
いつかは自分も死ぬ、父がここ15年足らずで、どんなに年を取っていくのかを、如実に示してくれたことでした。
食欲旺盛だったことから、次第に喉につまるようになり、自転車で悠々とパチンコに出かけていたのに、転倒したことからそれも止め、止めた途端、杖を突き始め、家では壁を伝って歩くようになっていきました。
こうやって年を取り、死を迎えるのだろうなという、無言の教育と感じた次第でした。どんな気持ちなのかを、聞いておけばよかったとは、後の祭りでした。
聞こうとはしたのですが、聞くに聞けませんでした。
そんな1年が終わろうとしています。こんな1年に感謝です!!
■新年度は、いよいよリタイアかな?と感じている昨今ではあります。