有り難う日記

最近、感謝する心が薄れておりました。そこで、日常の1シーンに「有り難い」ものを見つけて、記していこうと決意しました。

老いる父に感謝!

■私は祖父を知りません。両親の祖父を知らないわけです。それは、戦争、もしくはそれが原因で亡くなっていたからです。祖母は両方とも知っています。10歳の時に1人、15歳の時に1人亡くなって、祖母のことは記憶にあるわけです。

 祖父というか、おじいさんがどんな存在なのかがわからないわけですね。それを今、85歳の父が演じてくれています。次第に、食が細くなっているのは、同居してここ10年で感じているところです。同居したての頃は、我々より食欲旺盛という感じでしたが、ここへ来て、月に3,4回くらい、喉を食事が通っていかないといいます。そして、無理矢理飲み込もうとするので、辛そうなのです。残していいよというのですが、出されたものは全て食べる主義なのか、見ていて辛い時があるので、量を減らしているところではあります。

 

■パチンコも晴耕雨読ではありましたが、雨が降らない時は、毎日出かけておりましたが、最近は「今日は寒い」「今日は風が強い」といっては、家でベッドで寝ております。自転車では通っているのですが、明らかに弱ってきているなーというのを感じる昨今です。

 

 つまり、老いが当然始まっているわけです。それを私たちに見せてくれているのだろうなーと思います。病院へは行きません。26歳の差があるのですが、私も20年後には、生きていたら、こんな姿になるのだろうなーと思うわけです。「覚悟」を教えてくれているのだろうなーと、つくづく感じずにはおれないわけです。

 

 そんな父に感謝!