有り難う日記

最近、感謝する心が薄れておりました。そこで、日常の1シーンに「有り難い」ものを見つけて、記していこうと決意しました。

「アリスとテレスのまぼろし工場」鑑賞

■このアニメは、量子力学を地で行く映画です。ひも理論とか、素粒子とか、いろいろな用語が存在するわけですが、私流にいうと、「あの世とこの世のパラレルワールド」という感じです。

 

 つまり、映画の中では、この世とあの世の同時進行がなされるわけです。あの世、つまり死の世界(この世の表現で、向こうではこちらが死かもしれません!)が中心で、時たまこの世が表現されていて、あちらとこちらを行き来するわけです。

 

 映画では、空が引きちぎられることで、あの世とこの世の境界が現れるシステムとなっていました。

 

■パラレルとは、同時進行という意味です。つまり、あの世とこの世は同時に進行していて、今の世界は、あの世でもあるし、この世でもあるということです。映画に即して考えると、

 

 ある日、この世で製鉄所が爆発炎上し、周辺の町の人はなくなるのですが、それが認識できず、死の世界で生きていくわけです。だから、怪我をしても喧嘩をしても痛みを感じないという感覚に陥った人間模様が描かれています。

 

 時空をも超えていきます。あの世で、中学生なのに、この世では夫婦で娘を設けます。しかし、なぜかこの娘は、あの世に行って中学生の2人に割り込んでいくという、まるで「ターミネーター」を彷彿とさせる、未来と過去を行き来するわけです。

 

■そしてどうなるかは、映画を見てのお楽しみにしておきましょう。

 

 結局、何が言いたいか、それは、映画はあくまでも架空ですが、真実をついているということです。

 

ターミネーター」もそうですよね。公開当時はまさかと思っていましたが、AIの進展で「さまありなん!」という感じになってきましたよね。

 

 誰もあの世に行った人はいません。しかし、蘇った?人や超能力を持った方々の話を総合すると、この映画みたいに見えることがあります。

 

 題名では、「幻」と歌ってありますが、ひょっとして、この世が「幻」なのかもしれませんよね。どちらも現実であり、現実でもないという、まさしくパラレルワールド量子力学の世界に入っていける映画ではないでしょうかね。

 

 こんな気付きを与えてくれた映画に感謝。

 

■ところで、アリスとテレスって、誰のことでしょうか。私は、訳すと、あの世とこの世の幻工場という感じになりますね。

 哲学者、アリストテレスをもじったのでしょうかね?