有り難う日記

最近、感謝する心が薄れておりました。そこで、日常の1シーンに「有り難い」ものを見つけて、記していこうと決意しました。

記憶に感謝

■先日、映画館から出た箇所で、自分はどうやってきたのか、どこへ行ったらいいのかがわからなくなったのでした。

 これは認知症の始まりではないかと、冷や汗が出てきました。

 まずはトイレに行って落ち着こうと考え、トイレに行きました。

 しかし、トイレから出ても、自分はどうやってここまで来たのかが思い出せないのです。

■次第に不安になってきて、爆発しそうになりました。頭が疲れている、脳疲労という症状なのでしょうか。

 妻に電話しようとかいう思考は浮かぶのですね。しかし、不安を与えることになると考え、もう一度トイレに引き返し、手洗いの水を少し飲んで、心を落ち着かせようと考えました。

 出てきてもやっぱり思い出せないのですね。私は思いました。認知症の方々は、こんな感じになるのだろうなーと、まったくもって共感をしたことでした。

■まずは、1Fへ降りようと、エレベーターに乗りました。そして、ドアが開いたところで、記憶が蘇りました。

 そうだった、ここから入ってくる前に、自転車を駐輪場へ置いていたのだと!ね。

 記憶に感謝!! こんな体験、初めてで怖くなったことでした。